【タイトル未定のブログ】

ものぐさな人のある日の出来事だったり。

 クッキーが見せた人の闇(後編)。

 
 さて、自爆するわ回避できないわで詰まった感じが漂うキルハイルクエスト。「なんか無いかなんか無いか…っ」とウンウン唸りながら倉庫の中を見ていました。
 
 選択肢は幾つかあります。
 一つ目。ある意味ネトゲらしく、仲間を集って突入。
 でも、このクエストをしてない人は入れないし、そもそもこの周辺にそんなに人がおらず、都合良く集まりそうもないので却下。
 二つ目。自爆は(確か)火属性攻撃だったのでパサナカードを挿した装備で突撃。
 そもそもパサナカード持ってないし!(ノ∀`) 却下。
 三つ目。襲いかかってくる敵、全てをチャージアロー連発で画面外まで押し出す。
 一応、ここには他のプレイヤーもいるわけで、そんな厄介事を押しつける行為なぞ到底認められるわけがない。却下。
 
 うーんと唸りながら仰け反ろうとしたその時、倉庫の中にあった戦闘教範に偶然目が留まりました。
 待てよ…。
 確か課金アイテムの中に、「アレ」があった気がするぞ…?
 そう思い立った私は、倉庫を閉じ、近くにいたスペシャルアイテム販売員に「もしもし、ちょっとお聞きしたいんですが…」と遠慮がちに訪ねてみたのは想像です。
 販売員のお姉さんは、ニコリと営業スマイルを浮かべ「どうしました?」と言いながらながらこちらに向いてくれたのは単なる妄想です。
 「えぇと。取り扱ってる商品の中には、アレがありましたよね?」
 「アレ、と申されますと?」
 「えぇ…っと。倒れても、再び立ち上がることが出来る…ヤツなんです…けど…」
 しどろもどろに、記憶を頼りに「アレ」の効果を告げた私に販売員のお姉さんは、ほんの一瞬上を向くような仕草のあと、「あぁ、アレのことですね!」と言って件のアイテムを差し出してくれたのは脳内補完です。
 
 さて、「アレ」とは…。
 

 戦闘不能になっても、その時表示される「Resurrection」のボタンを押せば、その場で完全復活!HPも満タンです!
 ぃよーし、これさえ持っていればこの場を乗り切ったも同然( ゚∀゚)=3
 
 
 
 
 そういうときに限って、ほとんど敵と会わずに進めたりするんですけどね(ノ∀`)
 
 
 
 
 ダンジョンの奥でエリシアという人と会い、再び内部をウロウロと。
 このダンジョンにキル・ハイル氏が監禁されているらしいですな。
 しかし、どうやらこのダンジョンの中にはあまり敵がいないみたいですね、いてもノンアクティブの敵とか。
 それじゃ、さっきまで散々な目にあってたのは一体どうして( TДT)
 
 目的をこなして今度はリヒタルゼンへ移動。
 そこでようやくキル・ハイル御本人と会えました。
 
 
 エリーが言ってた感じとはなーんか違う、やや神経質そうな初老の人でした。
 実はこの人、自分の息子たるキエル・ハイルとやらにさっきのダンジョンに監禁されていたのですが、無事に脱出した模様。まぁ、直接救出したワケじゃないのでイマイチ実感が湧かないのは仕方がないところ。
 
 ここで幾つかの会話と(おかげで何故、キルハイル学園には「孤児」しか入学できないのかが分かりました。あまり気分のいい理由ではないですが)、救出に対する助力のお礼としてEXPとテイミングセットが貰えました。
 めでたしめでたし。
 
 
 と、いかないのがこのクエスト。
 
 
 
 会話も終わってキルハイル邸から出るや否や拉致られちゃうのがこの世界の冒険者
 スキだらけなんじゃ…?
 まぁ、一介の吟遊詩人にスキの無さを要求するのも変な話ですが。
 
 拉致られた先で半ば強引に、キルハイル社とレッケンベルとの関係、そしてキエルの正体を調査するハメに。
 しかも個人的に好きじゃないんですが、人の     ここではキルハイル氏の     過去を調査することに。
 嫌なんだよなぁ、人が話さないことをほじくり返すの( ´д`)-3
 
 引き受けたからには仕方がないので調査開始。あーヤダヤダ。
 ジュノーに飛んで、廃墟に足を運び幾つかの物的証拠を入手。次いでキルハイル学園の南へ、そしてシュバルツバルド警備隊野営地にポツンとあった空き家へ。
 
 
 この辺りにはアクティブの敵もいたので、会話の途中に攻撃されると手も足も出ないのですが無事に会話終了。
 徐々に集まっていく証拠の数々に、おぼろげながらも徐々に浮かんでくるキルハイルの過去と約30年前の事故とも言える事件。ジェームズ、キルハイル、そしてエリシア。三人の想いが絡み、もつれ、そして一人残るキルハイル。
 …お昼のドラマみたいな話って好きじゃないんで、あまり打ちたくないですね(ぶち壊し
 愛憎ゆえの暴走か。人の心の闇を垣間見た感じ。
 
 これらをキルハイル氏に突きつけ(したくなかったんですよ。ホントに)真相を聞かされ、そして後継者と言っていたキエルの正体を聞き出すことに成功。血の繋がりどころか…。
 
 とりあえず、肩の荷が下りました。
 こっちの肩の荷が下りたのに対して当のキルハイル氏はお怒りのご様子。そりゃそうだ。誰だって怒るに違いない。
 ただ、キエルに対してはキルハイル氏も心を痛めているとかで、キエルを止めることが出来れば許してくれると言うことに。
 ぃよーし!やっと話が後半に差し掛かってきたぞ!たぶん、こっから先が手こずるに違いない!溜まり場の人がヘルプを出したぐらいなんだから!
 
 いっちょやってみようじゃーないか!
 
 
 
 
 
 
 
やっぱムリ(;´Д`)
 
 
 
 こちとら能力自体はLv90未満なんでぃ!
 勝てるわけ無いっちゅーの!
 チクショー!覚えてろよー!!
 
 
 ふぃ〜、なんとかクエストを手伝えそうだぁ。
 一時はどうなることかと…。
 
 と、言うわけで本隊(え?)と合流。
 クエストをクリア済みの人が引率兼護衛のような感じで。
 このクエスト、最後は一人づつしかクエスト終了権限がないようなので、クリアしていない人数分だけ同じ事を繰り返さないといけません。メンドクサイなー、もう。
 さて、回をこなし三、四度目にして私の番が。
 

 ハッハッハ!見ろ、まるでゴミのようd(ry
 あれほどまでに手こずっていた敵が、数の差もありますが、それを上回る戦力によってことごとく撃破ァ!
 フハハ!見たか!人とは群れることによってその力を数倍にも増すことが出来るのだーっ!(←虎の威を借る何とやら
 
 途中、文字を入力しないといけない所でもたつきましたが(あの間だけでも、何とかなりませんかね?)、破竹の快進撃で一番奥にいたキエルと接触
 とりあえず説得してみるも、
 
 
 まぁ、私もあの人が全ての原因だとは思いますg(だって、ねぇ?
 実力行使へと話はもつれ、
 
 
 
 
 ある意味、事の発端とも言える指輪を手に入れる事が出来ました。
 あとはキルハイル氏に顛末を報告し、工場の最深部に入れるカードキーを受け取って今度こそ本当に終了ー!
 
 
 
 
 
 あー長かった!
 ウルトラ長かったーっ!
 確かに、一人ではあれは無理だ!
 HPがボスにしては低めとは言え、一対一で戦うにはいささか荷が勝ちますね。
 
 …ところで、このクエスト、後半エリーの存在がすっかり忘れられているような…?