【タイトル未定のブログ】

ものぐさな人のある日の出来事だったり。

 空も気まぐれ

 
 仕事帰り、まっすぐ家に帰らず遠回りというか、そんな事をして帰ることがあります。 お隣は、四国中央市との境にある峠道を走るのが好きで、車を買った頃はほぼ毎日、この峠道を走ってから家に帰ってました(おかげで1,000km/月ほど走ってた。 正気の沙汰とは思えませんねw)。 まあガソリンが安かったのもあるんですが、特に上り線側から見える景色が好きで、晴れていると、
 

向こうに見えてるのは四国中央市
 
 こんな風に広い空と海、山が見られるんです。
 で、時期によっては向こうに見える山から月が昇り、その光を海が反射する……んですが、いつの時期にその光景を見たのか(なにせ、一回しか見たことない)綺麗サッパリ忘れてしまったんです。
 
 で、数日前。 仕事帰り、何気なく走ったその峠道、上の方に月がそして、海面がその光を映している光景に運良く遭遇! ム、今の時間であの角度なら、明日はちょっと時間を合わせれば、日の出ならぬ月の出に間に合うんじゃ? 明日は仕事もお休みだし。
 早速、月の出の時間を調べるとやはり、1757時がそうでした。 ちなみに月齢16とのこと。 おぉ、ほぼ丸いじゃん!
 
 と言うわけで、時間を合わせて車を走らせ、それでも20分ほど早く前々から決めていた撮影ポイントに到着。 まあ、上の写真のちょうど真正面辺りになるんですが。
 不安要素として、薄曇りなことと、月が出るであろう高さにそれが広がっていることなんですが……まあ、どうとでもなるでしょう。
 そして最大の不安要素として  僕が、このデジカメをそういう目的で使ったことがない事が挙げられます。 分かりやすく言うと、使いこなせていないんです(ノ∀`)
 
 それでも時間が来て、三脚をセット、雲台の上にコンデジをちょこんとセットして月が出るのを待つ……んですが、見えません。 辺りはすっかり暗くなり、空気も湿ってきたんでさっさと済ませたいトコロ。
 1808時。 夕日のような色に染まった月が、薄雲の中に浮かんでいるのを目視で確認! デジカメのシャッターを押すも、綺麗に撮れませんでした。
 
 1821時。 そろそろいいかな?
 
 まだ早いか? 1822時、デジカメのモードを切り替えて、と。
 
 
 ……下の方に見えてる、港の灯りが強く写ってしまうなぁ。 とはいえ、他に撮影モードが見つからない。
 そしてここでトラブルの追加オーダーが! バッテリー残量が、少 な く な っ て き た (ノ∀`)
 とはいえどうしようもない。 思いつき&油断した自分が悪い。
 
 それにしても、月もあんな風に、夕日のように赤くなるんですね。
 普段見るときは白っぽい色合いなんで、見とれてしまいます。
 月とは何とも不思議なもんです。 地球との関係、まず見ることのできない裏側、生命に与える影響等々。
 ひんやりとした空気を感じながら、そんな事を考えたりもしますが、まぁどうでもいいんですよ。 そこにあって、見てて気分が良ければ。
 
 1832時。 さすがに雲の広がりが目立ってきました。 あと、湿った空気が思いの外、寒さを感じさせてくれます。
コレはその少し前に撮影
 
 三脚を片付けて撤収。 帰り際、携帯で撮ってみるもほとんど写ってなかったので改めて、人間の眼の高性能さを思い知りました。
 はてさて、あの日見た雲一つなく、海も穏やか、黒い空に浮かんだ真っ白な月はいつだったのやら。
 また見られるのか、それとも遠い未来のさらに先にお預けなのか?
 
 
 
 
 てか、せめて取説を読み直すんと、充電ぐらいしておこうや自分( ´▽`)σ)´Д`)
 ではでは。