今週のお題
夜、外から聞こえてくる鳴き声もすっかりコオロギとかのそれに変わってしまいました。
朝、起床後に窓を開けると流れ込んでくる空気の冷たさに鳥肌が立ちます。
昼間に吹く風も、カラッと乾いてて身に受けて気持ちいい。
例年通りなら、九月といえども夏の忘れ物のような日差しが厳しく降り注ぎ、「数ヶ月後には冬、来るのかな?」なんて、どうでもいい心配なんかしてたりするんですが、今年はちょっと気温の変化が駆け足過ぎやしませんか? 夏と同じ格好では肌寒く感じる日があったりしてます。
まぁ、今夏は大荒れだったしなぁ。 七月はともかく八月以降はまともに晴れた日あったっけ? なんて指折り数えてみたり。
仕事場の近くの山からは、まだ蝉の鳴き声が聞こえてきますけど数は少なく鳴き声もどこか寂しく、過ぎ去った季節に取り残された感じ。 スイーっと飛んでるトンボの方が晴れた昼間の景色によく似合ってます。
青々と伸びていた稲も、すっかり黄金色に染まり頭を垂らして揺れて見せ、その隣の田んぼはとっくに稲刈りを済ませてひと休みなう。
ジョギングしながら見上げる空も、夏の空にあったモコモコッとした雲はどこへやら、高い所に筆でさっと払うように描いた雲が目立つ。 もちろん気温だって、突っ立てるだけで汗が流れるなんてことはありません。
何となく出掛けたくなる。 行き先なんかは走り始めてから決めちゃってもいい。 そんな気分。
今週のお題は「秋の気配」ですが、駆け足でやってきた秋はこんな感じです。
ではでは。