【タイトル未定のブログ】

ものぐさな人のある日の出来事だったり。

 無性に走りたくなる。

 
 連休中に降ると思われてた雨が前倒しになり、三日と四日はどこにも出掛けず割とのんびりと過ごしてましたが、やっぱり一日ぐらいは出掛けたい(それもバイクで)と思ってたので、前回の記事でも述べてたとおり国道439号線を南下してきました。
 
 0400時起床、0508時出発で。 西の空にはボンヤリと月が浮かんでます。

 
 家を出たときは何とかなるかな? 程度だったんですが国道を越え、山に入るにつれ感じたことは「予想以上に冷える!」こと。 一応、タイツと長袖、厚手のインナーと重ねてはいましたが、アウターであるライディングジャケットは冬用ではなく、3シーズン対応型の方でやや薄手。
 とにかく寒い、ひたすら寒い! 電工表示板には13℃と表示されてますが、バイクで走ってるとそこからさらに何度か引いた数字になるので実際は冬と同じぐらいの気温になるはず。 日が射せば暖かくなるし、行った先で歩いたりすれば暑くもなるだろうから、とこのジャケットを選択したのは失敗だったかも知れません。 最悪合羽を羽織ることすら考えました。
天気はご覧の通り。
 
 439号に乗る頃にはだいぶ日も高くなり、日なたであれば寒さと暖かさが五分五分。 しかし、日陰はそうはいかず途端に冷えてきます。 グリップヒーターを装着してるので迷わずオン。 手の平側だけですが暖か――ってか痛いぐらい熱い! 弱設定でこの温度になるのか。 それでも手のかじかみは緩和されたのでしばらく使ってました。
 
 
 ここを走るのも三回目(途中で別の所に行った回を含めると四回目)、走る度に少しずつですが道が整備されてますね。
 二車線化が進んでたり、道幅が広げられてたり、単に路肩が綺麗になってたり。 場所によっては建物ごと無くなって道に変わってたり。 この道沿いにだって集落があるので必要な改修ですけどね。
 
 
 国道と言っても色んな景色が見られます。 それこそ余所様の家の前を通ったりするぐらい。
 ときどき二車線になったりもするけど、基本的に一車線。 それも離合の困難な道幅がほとんど。 道の真ん中にこぶし大の石が転がってたり、落石防止ネットの下の方に砂利が溜まって膨らんでたり おそらく排水溝があるんだろうけど、砂利やら落ち葉やらで隠れてしまい、「車が来たから端の方に避けてやり過ごそう」と寄ったらいきなり沈んだり(二回ありました)。
 
 道の駅、土佐大正を左折すると杓子峠へと繋がります。
 この峠だけは、今まで以上に気を引き締めて掛からないと怪我や事故になりかねません。
 
 ほとんどこんな感じ。 おもむろにコーナーの向こうから車がやってきたりするので緊張しっぱなし。
 出来る限り、こちらが退いたりギリギリまで端に寄ったりしてやり過ごします。
 
 
 後半は下り坂。 路面が濡れてなくて助かります。濡れてたら滑りやすいですからね〜。
 気持ち程度に見通しも良くなりますし。
※国道です
 
 荒れに荒れた道、まさに"酷"道と呼ばれるだけのことはある道を抜けると、
 幅広く整備された道が出迎えてくれます。 酷道走行お疲れさま、と言わんばかりです。 このまま四万十市内まで道は続き、そのまま国道439号も終わりを告げます。
 なかなか疲れますが、やはり楽しい。 天気が晴天だったってのもあるんでしょうけどね。
 
 時刻は1140時頃。
 足摺岬までは約50kmはあるのか。 意外と距離があるよね。
 明日も休みだけど、明後日は早起きして遠出が待ってるし。
 
来ちゃった。
 
 約一時間。 予想通り人が多い!
 とはいえ、前回は車で来たので手前の駐車場に止めることになったけど二輪ならここまで乗り付けることが出来るんですよ。 車でも、ルートによってはここまで来られますが、そんなに駐車スペースはありません。
瀬戸内海とは違って波は荒いし、水平線が左右に長い!
 
 この後は国道321号線を通って帰るだけ。
 とはいえ、久しぶりの長距離走行が、思った以上に体に疲れを溜めています。
 
 出来る限り渋滞を避けたいので高速道路は使わず、宇和島道路を抜け、裏道(と言うほどでもないか)から五十崎へ。 後は走り慣れた道、されどそこに油断が潜むと言い聞かせて走り続け、帰り着いたのが2024時。
 まさか、陽も沈みきってから戻ることになるなんて。
 
 そして走行距離は556km。
 バイクでこれだけ走ったのは、やっぱり久しぶりです。 後半なんか眠いわお尻は痛いわ肩や背中も痛いわ寒いわで、湯船に浸かってると何とも心地よすぎて、そのまま眠りに落ちてしまいそうでした。
 
 さて、次はどこに行こうか。
 佐田岬もついぞ行ってないな〜。
 ではでは。