感覚から引っ張り出される思い出

　
　先日、久しぶりにソフトクリームを食べました。 いたって一般的なバニラです。
　それを口にすると思い出すことが幾つかあります。 五感はそれぞれ記憶と繋がってたりしますよね。 そんな感じで思い出すんです。
　
　一つは子供の頃、家族四人でデパートに行ったとき、たまにソフトクリームを買ってくれることがありました。
　父と弟は屋上の駐車場に先に向かってて、僕と母が買ったそれを溶けないうちに持っていくという役目。
　一階で買って、エスカレータを乗り継いで、屋上駐車場へは最後に階段を上るんですが、そこでアクシデントが！
　子供の頃ですから当然身長も低いうえに、溶けないウチにという思いもあって階段を一段飛ばしで上ってた僕は、その途中でつまずいてしまいソフトクリームの上側、キモとも言えるクリーム部分を落としてしまったんですよね〜。
　何が起きたのか、状況を認めようとはしませんでしたよ(ﾉ∀`)
　
　二つ目は、夏休みの時期、父方の実家に行ったとき、近所の小さいお好み焼き屋さんがあってそこにソフトクリームを作る機械があったんです。
　この時期、そこに行くときは大体親戚一同（歳の近い従兄弟）が集まる時期でもあったので（いわゆるお盆）、ソフトクリーム（バニラ）の味＝従兄弟達と、暑くも楽しかった毎日を思い出します。
　そのお店も今は無くなってますけどね。
　
　いずれも昔、それこそ小学生ぐらいの頃の話ですけど今でも思い出すんですから、これからもソフトクリームを食べる度に思い出すんでしょうね。
　
　ではでは。