【タイトル未定のブログ】

ものぐさな人のある日の出来事だったり。

 景色ヨシ!

 
 小学校、中学校、高校ととにかくマラソンが苦手というか嫌いでした。 とても、すごく。 運動場をグルグルと回るだけなのもさることながら、授業という括りの中に在るモンだから制限時間が厳しいのも。
 
 そんな自分ですが、どういう縁かフルマラソンに挑み今年はハーフマラソンに参加してきました。 この時に参加し損ねた大会に、改めて応募した次第です(・ω・)
 参加を申し込み、数日後には松葉杖が必要な状態になってしまったのですっかり意気消沈。 欠場の旨をマラソン実行委員会に電話してはいたんですが、開催日も過ぎ十日も経ったある日、「参加賞」が家に届いたんです。
 そういや欠場の連絡をしたとき、そんな事を言ってたような気がしたけど、ちゃんと断ったんだけどな〜ァ。
 でも、それだけでも嬉しくて、次こそは参加したくなって、それこそフルマラソンよりも強い気持ちでこの日を待ち続けて迎えた当日は、主催者も驚くぐらいの上天気。 ド晴天。
 

 
 ゆめしま海道いきなマラソンは、愛媛県上島町で開催されまして、すぐ目の前の島は広島県因島
 このハーフマラソン、何と言っても「生名島・佐島・弓削島」を結ぶ橋の上がコースに含まれていてとにかく景色がイイ!
 それ以外のコースも海沿いを走るようになっているので、穏やかな瀬戸内の景色を眺めながらノンビリとマラソンと洒落込む……余裕は残念ながらありませんでした(ノ∀`)
 
 
 制限時間が2時間半しかないんです。
 僕がフルマラソンを走るとき、中間地点のタイムが「2時間45分」超え、ちょっとドコロかだいぶ足りない。 そんなわけで、少しペースを上げて走るしかなく、それでいてコースを知らないのも枷となってしまってました。
 愛媛マラソンは、だいたいのコースをイメージできてそれだけでも精神的な余裕を得られていたんですが、今大会は全く道を知らない。 それがこんなに焦りを産むなんてッ! 折り返し地点はまだか!? このカーブの先か、それともまだ向こうなのか、あぁっ、まだ見えない……
 
 周りの人たちのペースに合わせていては後半失速するのは必至。 無理なペースを作ってはいけない。
 そういや、昨晩泊まったホテルの食堂にて聞こえてきた会話に「フル(マラソン)だと30kmあたりで急激にくる疲労が、ハーフだと10km前後で襲ってくる」なんてあったな〜。
 そう、10kmの少し手前から身体が、足が、腕が重たくなってきた……

 
 たかが20km、フルの半分の距離しか無いと油断があったか!?
 高めのペースに慣れてないのもあって、残り5kmを切って沿道の声援に奮起して走り出すも、立ち眩みのように急に目の前が暗くなってしまう。 そんな調子でもとにかく前進、後続者を見て安心するんじゃない、先行している背中を追い掛ける。
 そうしてなんとか残り1kmを切り、重たく、そしてズキズキと痛む足を無理矢理動かしてラストスパート!
 
 なんとか、ギリギリ、制限時間内にゴールできましたヽ(´∀`)ノ
 
 正直、2.5時間内でのペースの操作は、フルマラソン以上の難しさがありました。 初めてですね、走りきった後、足の裏が痙ったのわ(;゚皿゚)
 
 仕事の関係で次回以降、参加できるかは不透明ですし、こんな上天気に恵まれるかどうかはなお不明。 でも、景色は良かったなァ。 自身にもっと走力があれば、道中の写真も撮れるだろうに。
 あと、膝と足首周りを強くしないとね。
 
 
 ではでは。