【タイトル未定のブログ】

ものぐさな人のある日の出来事だったり。

 四国の突端へ

 
 ハイ今度の突端は東の方、徳島県の蒲生田岬へ行ってきました(・ω・)
 
 天気予報は当日、特に朝方は寒いと聞いていたので服装に関してはどうしようか迷ってて。 朝が寒かったから厚着のまま一日中過ごすのは、走っているとはいえ暑くなってきます。 実際昼間の数時間はうっすらと汗が浮きました。
 だからといって、寒いのは数時間だから我慢しようか、はナンセンス。
 
 当日、バイクを出しながら気温を計ってみると19℃を表示してます。 ふむ、夏用のウェアに同じく夏用のインナー、で下半身はヒートテックのレギンスを着用していくことに。
 あと、念のためにフリースの上着を持っていきましょう。 愛媛〜徳島の山間は冷えるし。
 

当日の天気@愛媛
 
 荷物の積み込みに時間が掛かって予定より20分ほど遅れての出発。
 走り出して五分もしないうちに感じたのは、空気が冷たいこと。 風が、じゃなくて。
 でも陽が出ているので一時の辛抱かなー……
 
 
 それが甘かった。
 
 走り続けて県境。 山間だけあって日差しはありません。 すると、急に染み込むような冷気に包まれました。 こ、こいつぁ寒い! 冬に匹敵する寒さか!?
 県境に待ち構えているトンネル内がすごく暖かいです。 排気ガス臭いですが。
 さー、出口が見えてきた。 同時にさっき以上の冷気が流れてきましたよ!
 
 トンネルを抜けて、たまたまそこに設置してある「現在気温◯℃でーす」的な電工表示板の数字を見て目を疑いました。
 
( ゚Д゚)
 
 きゅ、きゅう!? ナインってやつですか!? まさかのヒトケタ!?
 よくよく思い返してみれば、これまでにすれ違ったライダーの格好と自分の格好が違ってましたっけ。 あっちは見るからに厚手のジャケットで僕はどう見てもThe・夏の格好(ノ∀`)
 これはいけません。
 慌ててすぐそばの空き地に停車して、念のためにと持ってきていたフリースを着込みます。 指先が寒さで痺れ、感覚が薄いのでエンジン熱で暖めながら。 夏場は厄介なこの熱も冬では心強いね(まだ秋ですが)!
 夏用のウェアにフリースは少々(サイズ的に)キツイですが、だいぶマシになりました。 せいぜい帰る頃に着るぐらいかな、と考えてたフリースを早くも着ることになるとは、春と秋はやはり着る物の選択が難しいです(見通しの甘さが招いた、とも
 さて、走行再開ですね。
 
 今回はこまめに休憩を取ることも目標にしてました。 60〜90分ごとにですかね。
 吉野川に併走する感じである国道192号線。 これ以外にもう一つ、吉野川の北側に県道12号がありまして、こちらの方が何となく流れがいいんです。 で、もちろん県道12号を走ってたんですが、コンビニが結構あったんですよ。
 これが助かりました。
 いきなり空き地に止めて「ふ〜ぅ( ・3・)」より、こういったお店に止めた方が何かと便利なのは考えるまでもありません。 トイレもあるし。
 で、お向かいの国道192号はどうかというと、徳島市に近づかないとほとんどお目にかかれませんでした(帰路は国道側を走ったので実証)。
 
 さて、途中からは国道に乗り継いで徳島市内へ。 抜け道や裏道の類が分からないので、真っ正直に国道192号線国道55号線を走り続けます。
 と、ここで寄り道。
 
弁天山
 
 自然に出来た山としては、一番低いというココに寄ってみました。
 いや〜、ホントに低いというか目立たないというか……一度、バヒュンと通り過ぎちゃいました。
 
高さ約六メートル。 意識してないと見落とします。
 
 離れぎわ、ミラーには別のバイクが止まるところが見えました。
 ……あの人、さっき通りすぎなかったっけ(・ω・) アナタもか。
 
 さー目的地はまだまだです。 遠いね。 走り慣れてない、土地勘が無い地方ではどうしても「何時間ぐらいかかるかな〜」がアテになりません(ノ∀`)
 あと、個人的な感覚ですけど――走るのに飽きてきました。 何と言うか、単調でメリハリがなくて。
 
 1230時頃、さすがにお腹が空いたのでコンビニでお昼。
 地図を確認するも「ココは一体どこ?」状態。 コンビニの◯◯店といった地名が手元の地図に載ってません。 まさか通り過ぎたとは思えないし、携帯のGPSを使おうかとも思いましたが「まー、急ぐ理由も無いしなんとかなるさー」と、必要な情報(県道何号線に乗るのか)だけ覚え、軽く柔軟体操をして(←重要)出発。
 コンビニを離れて数分で蒲生田岬につながる県道を発見。 近かったのね……
 
 少し行くとちゃんと標識がありました。
 
 
 あと10kmか。
 とはいえ、信号も無く、車の流れもほとんど無く、潮風を感じながら走ります。 稲刈りはとっくに終わってましたが、時期によってはきっと田園風景の中を走ることになるんでしょうね〜。
 そんな感じにノンビリ走りながら10kmなんかすぐに走ってしまいました。
 
 1310時頃、到着。 長かったっ。 まさかの片道約六時間(´Д`)
 
 
 もちろん、この岬にも灯台はあります。 灯台はこの右側に写ってる細道を少し歩いた先。
 ちなみにこの柵の向こうはすぐ海。 この日は風が強かったので、砕けた波しぶきを顔に感じっぱなしでした。
 細道をホントに少し歩くと(具体的には上の写真の曲がり角を曲がるぐらい)、
 
灯台が見えた!(大きいのをフォトライフに置いています)
 
 海が近い! 近すぎるんじゃね!? っていうぐらい近い! 満潮で風が強かったら波を被りそう。
 さて、灯台があるところにはほぼ間違いなくあるであろう最後の関門(?)の登場です。
 
ややキツめの階段。
 
 そして懸念事項が追加。
 
( ゚Д゚)…エ?
 
 まさかの工事中。
 でもまあ立ち入り禁止ではなかったんで良しとしましょう(ていうか、するしかない
 
この写真の奥の方から登ってきました。
 
 二、三人の作業員が灯台に養生シート(と思う)を掛けている最中でした。
 さっきも言ったとおり、この日は風が強かったのでやたら苦労してましたね。 お疲れさまです。
 
これもフォトライフに大きいのを置いています。
 
 ベンチがあったので休もうかと思ったんですが、作業員さんもいるのでそそくさと退散。
 
 
 
 そういや駐車場のすぐそば、石で出来た大きな輪っかのようなオブジェがあったんですが、ありゃ一体何なんでしょうね。
 年に何回か、見る場所によっては日の出でも拝めるんでしょうか?
 
 さー、後は帰るだけ。 あの単調な道をひたすら西へ。 逆光で眩しいんですが、それでも西へ向かうんです。
 何故って?
 家があるからです。
 
 片道約六時間。 ここを離れたのが1400時頃でしたので、予定は20時か。
 いやでも、往きはこまめに休憩取ってたし、弁天山にも寄ってたから少しは早く戻れるはず。
 
 まあ、それでも一時間おきに休憩を取りつつ西へ西へ。
 県境に近づいてきた辺りになると日も暮れ、夕焼け空の元をひたすら西へ。 さすがに気温も下がってきたので、途中で脱いでたフリースを再び着込みました。 やっぱり持ってきてて良かった。 念のためどころか必要な一品でした。
 
 愛媛に戻る頃には真っ暗に。
 四国中央市の西側が秋祭りの最中だったのを思い出したので、国道と裏道は渋滞になっているのは考えるまでもありません。
 高速道路を使うか、とも考えましたが……危ないし、怖いじゃないですか。 昼間ならともかく。
 というわけで、それの側道を走ることに。
 少々アップダウンが激しいのと見通しが悪いのが不安の種ですが、渋滞よりはマシ。
 
 そうして無事帰着。 19時過ぎでした。 おお、一時間も早い!
 総合走行距離は367.9kmか。 あれ? たいした距離走ってないな。
 それなのにあんなに時間が掛かったのか。
 
 四国内はだいたい日帰りで行けますが、南方向へはそれなりに早起きして行動しないと、結構無理が重なりそう。 高速道路が抜けてない方面は特に。
 
 ではでは。
 
 
給油一回目:距離190.1km 6.35リットル 燃費29.93km/L
給油二回目(帰着時):距離199.1km 5.97リットル 燃費33.35km/L