もうそんな時期
この一年で、スッゴイ年を取った気がしないわけでも無いわけでも無いここの人です、こんばんは。
家で寝てる時間より、仕事場でキーボードを叩いてる時間の方が長いとか気分悪いわ(#´∀`)
今年も、あんまりバイクやクルマで出掛けることが出来なかったな~。
動画サイトでツーリング動画を見ては「ココ、行こう!」と地図に付箋を貼ったりしてますが……10月に利き手の手首を痛めてしまい(2週間と少しの間ギプス)、バイクはおろか、マウスやキーボードすら、ちょっと無視できない痛みが付いてくる体たらく。
っかしぃなぁ、厄年とかそんなんじゃ無いんだけどなァ。
痛み止めを服用しつつ湿布を貼って過ごしてますけど──まさか、ずっとこの痛みが続くなんてこと無いよね( ´・ω・)ネェ?
さらにデジカメがとうとう壊れてしまい、今月にはテレビまでも買い替える始末(購入して4年とちょっとしか使ってないのに早すぎない?)。
と、まあこんな感じで、秋以降を過ごしてたモンだから、なんだかネガティブな思考に囚われてました。 いけませんいけません。
ボーナスでも出たらデジカメかクルマのタイヤでも、と考えてたのに、テレビの買い換えはまさに予想外の出費でした(ノ∀`)
買い替え時、店員さんと「今どきのテレビって、どれぐらい保つんですかね~?」なんて話を振ったら、「んー、そうですねぇ……8年ぐらいですかね?」なんて返されて言葉が出ませんでした。 そっかー、8年かー。 4年しか保たなかったのになー。
そんな気分で年末を迎えております。
ではでは。
思いつきで行ってきました(その6
帰りのフェリーは、酔い止め(昨晩、寝る前に服用しました)の効果もあってか、頭痛がするとか首筋が張ってるとか、そんな事はなく、近くの人のイビキで目が覚めました(この数日で一番最悪な目覚め)。
薄曇り。 日差しが暖かい。 海上なので風は強いし冷たい。
21時過ぎまでフェリーでの移動、今晩は舞鶴で一泊です。 多分、今回の旅をクルマで移動してたなら間違いなく夜間走行を決めたかも知れません。
行きと同じでほとんどの設備が封鎖されているので、寝る、後部甲板に出てみる、船内を散歩してみるぐらいしか無いですが、行きと違ってテレビを見てました(ときどき映像が止まりましたが)。
何度目かの後部甲板。 手すりに両肘をつきつつこの海のずっと彼方に北海道があって、昨日まではそこを走ってたんだよなぁ、と思いを馳せてました。
夕日を撮ろうと出てみたんですが、水平線上に雲が広がっていたので断念。
あ、食事は三食とも美味しく頂きました(゚∀゚)
舞鶴港には予定より早く到着するというアナウンスが流れ、「そんな事あるんだ」と呟きつつ下船準備。 こんなに長くフェリーに乗ることもそうそう無いよなぁ。
バイクにシートを固定し、跨がって降りる順番を待ちます。 ジャケットは真冬と同じ物を着ていたので、西日本の気温では夜だろうと暑い。 ヘルメット内ではジワッと汗が浮いてきました。
下船後は真っ直ぐホテルへ。
翌日。 後は帰るだけ。
0810時にホテルを出発し、寄り道する気も無く高速道路で四国へ戻ります。 中国道~岡山道~瀬戸大橋と走り抜け、四国へ。
何というか、道路全般を狭く感じてました(笑)
後日、地図を眺めてたら寄ってみたい所を幾つか見つけたので、またこのフェリーを使うことがあれば、出航も夜中なのでそれらに寄ってみるのもいいかも知れませんね。
思いつきで決めた北海道ツーリングもこれで全て終わり。 事故無く無事に帰ってきました。
そういえば、父も北海道に行ったと書きましたけど、まさかの「青森まで自走」したらしいです(往復3週間で済んだらしいんですが、行って帰ってこれるの?) 並んだと思った存在が、いきなり遠くに行ってしまった気がしました。
あ ー 、楽 し か っ た !
ではでは。
思いつきで行ってきました(その5
雨は夜中に降ったのやら、起床、寝ぼけ眼でカーテンを開けると薄曇りながらも晴れてます。 泊まった宿も、宿泊客は僕ともう一組いたかどうかみたいです。
出発の前にチェーンに注油、と。 今日の夜には小樽港からフェリーに乗ってるので、北海道を満喫できるのは今日が最終日。
今日、行きたい所は……新十津川駅、かな? 「日本一早い最終列車が出る駅」ですが、既に廃線になってしまっているので、せめて時刻表だけでも見られないかなぁ、と。
グーグルナビに導かれるままにバイクを走らせて……紙の地図を見ながらじゃないと、一体ドコを走ってるのか分からないですね。
それにしても、どこを撮っても広大な景色がひろがってるな~。 車の流れも、通行数の割には早いし。
とはいえ、比布町を過ぎた辺りから徐々に流れが悪くなってきたので高速道路を使おうかな、と。
↑ 旭川では桜が満開でした。
高速道路に乗ってさあ加速していきます。 北海道は高速道路も道幅が広いんですね。 コーナーもすごく大きな弧を描いているので、走りやすかったです。 まあ他の車両の速度も比べものにならないんですが(こっちが250ccだからのもあるけど)。
新十津川駅に着いたのはお昼前。 うわぁ、下川町を出たのが0800時ぐらいだったのに、高速使ってもこんなに時間掛かるとは。
お目当ての時刻表は既に外されてました(右の写真がそうですね)。
ところで、この記事を打ちながら新十津川駅をちょっと調べてみたら――もう、この駅舎は、解体されて無くなってるんですね……
駅舎の横に咲いてた桜に、何となく惹かれたのは気のせいだったんだろうけど。
さて、移動しようか。
この後、特に行きたい所は思いつかず小樽港へと向かうだけ……だったハズなんですが、羊蹄山を見に行きたくなってしまいまして。
しかし、ここ(滝川市)から倶知安町かぁ。 また高速道路を使うか(まだまだ風が強くて、結構怖かった)。
何となく余市町の方から赤井川村を抜け、倶知安町へと入っていくと、おもむろに富士山そっくりな山が見えてきた。
ホント似てるな~。
望羊の丘と言う所にも行ってみたんですが、見事に逆光でした(午前中に来れば綺麗に見えるんでしょうけど)。
さぁ、もうだいぶ日が傾いてきたのでフェリーターミナルに向かわないと。
真横から差す夕日が、影を長く伸ばしてくれてます。
撮ろうと思ってカメラを出すも、なぜかそのまま戻しました。
また来たときに撮ればいいや、そんな風に思ったのかも知れません。
毛無山展望所に立ち寄ってパシャリと。
うぅ、かなり冷えてきた。 新十津川駅でオーバーパンツを外して、グローブもメッシュのに変えてたから寒い寒い。
港に着く前にセコマに寄って(この旅、最後のセコマ)パンをいくつか購入。 結局セコマ以外のコンビニには寄らなかったな。
乗船手続き、待合所でうたた寝、フェリーの入港を見るため外に出て、乗船待ちの列へ。 あぁ、これに乗ると憧れてた北海道から離れてしまうんだよね。
また――また、来ればいいんだ。
よほどのことが無い限り、来る機会は必ずあるんだから。
車両甲板に案内され、バイクを固定。 シートバッグを担いで受付を済ませ、あてがわれた部屋へ。 そういや、乗船車両も人数も来たときより多いな。
明日の2115時まで海の上か。
荷物を下ろし、寝台に腰掛け、いつの間にか眠ってしまってました。
ではでは。
思いつきで行ってきました(その4
翌日の天気は「夕方頃から雨になるかも?」的な予報。 出来ることなら雨の中走るのは勘弁願いたいので、早めに宿に入るようにしようか。
本日最初の目的地はぁ……
ここまで来たからには、一度は行っておかないと! 宗谷岬に到着であります。
車載動画でよく見たあの光景はこの道を通ってたんだな、ウチの父もこの道を通ったのかな、またこの道を通る日は来るのかな、などと思いながら走ってました。 てか、ホントに交通量少ないな(0730時頃だから仕方ないか)!
あ、ウチの父も10代後半の頃に宗谷岬に行ってました。 バイクで。 血は争えないというか、何というか(苦笑)。
↑ ちなみに走行距離は、出発してから800kmちょっと。
宗谷岬公園にも登ってみる。 海の向こう、水平線に被るように陸らしき物が、うっすらと見えますがあれは外国なんだよなぁ。
この後は来た道を少し戻って、「白い道」へ。 国道からの入り口は分かりにくい、と聞いていたんですが、確かに分かりにくかった。
あいにくの天気だけど、あれって……利尻山? まっさかー。
しばらく宗谷丘陵を行ったり来たり、もう一回宗谷岬に寄って、すぐ近くのスタンドで給油(最北端給油証明書はもちろん頂けました)。
この後は国道238号線をひたすら南下するのみ。
お次の行き先は、昨日行ったオトンルイと同じぐらいに行きたかった、
エサヌカ線!
2日連続で、こんな真っ直ぐな道を走れるなんて!
しかし、昨日以上に風が強くて、ちょっと考えてバイクを止めないとバイクごと倒されかねない(゚Д゚;) ホントは三脚を使って何枚か撮りたかったけど、三脚なんか展開したらすぐに倒されてしまう。
それにしても。
予想以上にライダーとすれ違いませんね。 宗谷岬で数台見かけたぐらい。
やっぱり北海道を走る時期と言えば、8月ぐらいが多いのかな? 今の時期(5月上旬)だと、場所によったら積雪してるもんね。
エサヌカ線を南に抜けきる寸前、視界の右の方から数頭の鹿が飛び出してきたのには肝が冷えました。 エンジン音が聞こえてないわけも無いだろうに、まったく躊躇無く飛び出してくるとは……
そのあと、エサヌカ線に入ってくるジムニーとすれ違った瞬間、運転手と、助手席にいた人が満面の笑みで手を振ってくれました。 こちらも素早く手を振り返――そうとしたら風に煽られて危ないので頷くだけで済ませました。
あぁっ、ここもまた来たい! 晴れてるときに来たい! また来るぞ!
さーっ、まだまだ南下していきます。 今、走ってる国道238号線(オホーツクライン)、良くも悪くも単調で時間帯によっては眠気に襲われるかも知れない(寒さと強風でそんな事は無かったけど)。
宗谷岬で給油してるので、興部町までは問題なく走れそう(昨日の一件でかなり警戒してます)。 興部で給油、道の駅で休憩。
本日の宿は下川町なので、オホーツクラインとはここでお別れ。
国道239号線に入ってしばらく走ると、吹いてる風に変化が。 風の勢いも弱まり、なんだか、その、暖かい?
調べてみると、下川町の気温が18℃ほど……じゅうはちィ!? さっきまで5℃ぐらいしか無い地方を走ってたのに!? なにこの温度差!?
とはいえ、この温度は正直有り難い。 空も雨雲っぽいのが広がってきてるし、予定より早いけど、宿に向かおうか。
後で調べると、もう少し南に行った所、紋別市には「地面から生えてる(?)蟹の爪」があったのに、完全に失念していました。 見たかったのに!
下川町に入って、それでも宿に入るにはちょっと早いと思って、下川町内の北側にあったダムの展望所に行ってみたり。
適当に時間を消費して宿にチェックイン。
まだ明るいし、知らない町に来たら歩いてみたいし。 と言うわけで散歩へゴー。
↑ 宿の近くの広場にありました。 下川駅「跡」なんですね、この広場は。
↑ 何となくマンホールを撮ってしまうのは、今は無い「はてなハイク」に投稿していたときの癖です(´ω`)
↑ スキーのジャンプ台!?
と、歩いてたんですがポツポツと雨が降ってきたので急いで戻りました。 で、宿に戻ると雨、上がるし。
そういや、窓の向こうの広場に何か白い物が山のように積んであって「なんなんだろ?」と気になって近づいてみたら――あれ、数日前に積もった雪を集めた物でした。 ナニあの量!? そりゃ確かに数日前の天気は雪マークだったけどさ!
そんなこんなでこの日は終了。
ではでは。
思いつきで行ってきました(その3
北海道に来たライダーが目指す所、それは宗谷岬。
もちろん、そこには行く予定にしているんだけど、本当に行きたい所は別の所。
0800宿を出発。 宿のオーナーとちょっと話が弾んでしまったけど、まぁ何か時間的な制約があるワケでも無いので気にしない気にしない。
国道231号線を使って北上していきます。
四国じゃ決して見ることの出来ない景色。 とにかく広い。 空も広いし、道も広い! 普段のツーリングなら写真を撮りつつ移動してるのに、今回は冬用グローブを着用してるのでシャッターを押しにくいし、何より止まるのが惜しい、走り続けたい! 悪い癖がここに至って歯止めが利きません。
↑ 雄冬岬駐車場の目の前にある白銀の滝
ひたすら走ること約90分。 風の強さと気温の低さ、しかも海沿いの道。 出発の時、面倒くさくて装備しなかったオーバーパンツ(ハーフラップ)を装備。 これ以上の防寒装備はカッパを着るぐらい。 とはいえ、もともと上半身はあんまり寒く感じてなかったので今回のツーリングはこれで乗り切れそうかな?
見たかった所その1、「増毛駅跡」
案の定、人が多かったので駅舎跡と近辺を撮るだけにして移動。 今回のツーリング、人混みはなるべく避ける、マスクは当然着用、手指消毒、うがいなど意識して行動しています。
見たかった所その2、「波灯の女」
留萌に着いたのが11時ごろ。 ここで寄ってみたかったコンビニ「セイコーマート」を利用。 ホットシェフってのが美味しいらしいのですね、どれどれ……(モグモグ)……以降、道内での喫食のほとんどが「セコマ」になってしまうほどハマる。
燃料はまだ残ってそうだけど留萌で給油。 満タンで約200kmほど走れるし、稚内まで180kmぐらいなので道中給油はしなくても良いかな?
これが油断と思い知るのは数時間後のことであった。
留萌からはそのまま北上、国道239号線を走っていきます。
前後に多かった車列も遠別町、天塩町と抜けるにつれ減っていき、道道106号線を走ってるときには前後に走行車両がいませんでした。 てか、いきなり建物が消えるのね。
まさか視界の大半を「真っ直ぐに伸びる道、両脇に草原、地平線(!?)の上に広がる空」が占めるなんて。 交通標識とか、電線とかあるけど、気にならない。 こんな景色の中を走れる日が来るなんて! 来て良かった北海道!
そして、今回のツーリングの目的、見たかった景色、それは……
オトンルイ風力発電所の風車群! これを、この目で、見たかった! 雰囲気を感じたかった!
スッキリ晴れ空でもないけど、風が強いけど、寒いけど、それでも! それでも!!
情けないことに涙が浮かんできました。 来て良かったぁ……
後ろ髪引かれる思いでここを離れることに。 次来るときは数が減ってるんだろうな……
さ、て。
あまりにも真っ直ぐな道、見通しの良すぎる道、先行車両も後続車両も対向車両もいないこの道。 相変わらず風は向かい風が強く吹いてます。 ふと燃料計が視界の端に映った瞬間「ウソだろ!?」と言ってしまいました。
デジタル表示(確か最大7メモリ)なんですが残り2メモリになってるッ!? 150kmも走ってないのにィ!? あぁっ、1メモリに減った! まだ50km以上残ってるのに!?
落ち着け、落ち着くんだ素数を数えるんだ。
抜海の郵便局を過ぎた辺りでスタンドの場所を検索――
稚内市まで、無い(わぉ)。
このまま止まってても意味が無いので走行再開。 燃費を意識した走行で距離を稼ぐしか…………むぅ、日没まではまだ時間がある。 ガス欠で走行不可能になろうものならば、フル積載のバイクを押すしか無い。 この気温と風の中を。
天塩町で給油しておけば、と思っても後の祭り(ノ∀`)
ノシャップ岬の方(道道254号線)にも行ってみたかったけど、そんな余裕は消し飛んでしまいましたので途中の分岐は稚内の方(道道106号線)へ。
あ、残りの1メモリが点滅し始めた(残量僅少)。 某光の巨人のカラータイマーを彷彿とさせますね(開き直り)。
信号の少ないこの道が助かります。
そして、検索しておいたスタンドに到着! ライダー人生、ここまでガス欠に脅かされたことは無かった!
給油終わってレシート確認。 バイクの取説のタンク容量から調べると、残り0.5リットルも残ってなかった。 ギリギリセーフ。
おかしいなァ、普段の燃費ならもう少し余裕があったはずななんだけどなぁ(強風の向かい風と、気温かな? と自分を納得させたけど腑に落ちない)。
さて、余裕が出来たのでノシャップ岬の方へゴー。
風はそこそこ、気温は5℃も無し。 日差しも写真の通り。 夕日の写真、撮りたいなー、なんて途中まで思ってたけどナシナシ。
市内のホテルにチェックインの後、少し散歩。 ドラッグストアで酔い止め薬を購入。
1時間ほどブラブラ歩いてると大きい駐車場の中に、明らかに人や車じゃ無い影が。
逆光で見にくいですけど、鹿がいました(゚Д゚) 当たり前のように草を食んでるけど、ここ市内のド真ん中でしょ?
あんまり凝視して、こっちに来られてもどうしたらいいか分からないので、速やかに退散。
札幌から稚内まで、予想以上に時間が掛かりました。
広い、と言うか地図を見ただけでは距離感が掴めてませんでした。 よく見ればツーリングマップルも北海道版は縮尺が違うんですよね。
なにはともあれ満足のいった一日でした。
ではでは。
思いつきで行ってきました(その2
先日は雨中、高速道路を走った上に気温も低く(出発地点では15℃ぐらい、舞鶴では10℃くらい)風もあった上に、前日まではフルタイムで仕事だったのであっさり寝てしまった。
こんな時でもいつもの時間に目が覚めてしまうのは、まだ緊張が抜けてなかったんだろうか? が、どーにも首の後ろ辺りから頭全体にかけて痛む。
てか、揺れる。 寝ぼけ眼で寝台に座ってるだけなのに、壁の方に傾いたり反対側に傾いたり。 これ、船全体が揺れてるんだ……
加えて、なんだか気分が悪い? 後に知ったけども、これが「船酔い」だったんですね。
朝食を摂って、気晴らしに後部デッキから外へ――メチャ風強い! 天気は良いけど、気晴らしにはほど遠い! そして揺れる揺れる!
寝台へと退散するも通路を真っ直ぐ歩けない(ノ∀`) 船酔いの影響プラス、船体の揺れで、狭い通路の壁をピンボールのように斜めにしか歩けない。
小樽港到着が予定では2045時。 それまで、この揺れと船酔いと共存か……
↑ 1830時ごろ。
感染予防のため、ほとんどの娯楽施設も閉鎖してる船内。 船酔いもいっこうに良くならない。
それでも憂鬱な気分には一切なってなかった。 明日からの旅が、もう、楽しみで!
何をしていたかというと、昨日の雨で濡れた衣類(靴下と幾つかのタオルだったっけ)を船内にあったランドリールームで洗濯&乾燥。 あとはツーリングマップルを眺めて、昼寝して(眠りは浅かった)。
晩ご飯を辛うじてお腹に押し込んで到着を待つのみ。
そういやさっき、夕日の写真を撮ろうと甲板に出たら風がすごく冷たかった。 地元の冷たいとはなんか違う。 向こうに見えてた山も半分から上は真っ白だった。 地元じゃ、とっくに雪は溶けて無くなってたのに。
あぁ、北国に来たんだな……
小樽到着。 車両甲板内にライダーさんは10人前後。 装備も車種もいろいろ。 てか、自分が一番着膨れしてるように見えた。 寒いの嫌だもん(北海道に来る人間が何を)。
そして下船。 夜だから景色はほとんど見ないけど、北海道の地に降りた。 降りちゃったよーぃ。 この日は札幌の手前で宿を取ってるのでそこまでは行かないと。
雨でも降ってたのか路面はビショビショ。 それすら気にならないぐらいドキドキしてる。
宿に到着。 オーナー曰く、この状況なのでお客さんは僕だけ、らしい。
まだ揺れてる感じが残ってるけど、明日からは北海道を走るんだ。 早く寝てしまおう。 そう思いながら布団に潜りましたとさ。
二日目終了。
ではでは。
思いつきで行ってきました(その1
去年の今ごろ思いついた。 唐突に。
そうだ、北海道、行こう――と。
こんなご時世だったのに、隙間を縫うようなタイミングで行ってみた北の大地。
まさに思いつき。 出発時期は5月で。 移動手段はバイク。
前日までの仕事が長引いた物の、準備はコツコツ進めていたので、積み込み自体は割とスムーズに完了。
ただ、風が強かった。
瀬戸大橋が二輪車通行止めになるとは。
北海道に向かうルートは幾つかあれど、「舞鶴港~小樽港」を繋ぐフェリーを使うのが現実的。 予約は済ませてあるので時間までにたどり着ければ良いんだけど、四国から出られるのかすら怪しい状況。
ここでプランB発動。 淡路島を通るルートへ変更。 距離や所要時間で言えば断然こっちのルートなんだけど、瀬戸大橋経由の方が最初だけとはいえ、走り慣れてる。 けども天候ばかりは仕方が無い。
出航は2350時なのに、何を焦ったのか0900時にアパートを出発。 今思い返しても「なんで?」としか言えない。
この日は、本州に入る頃には雨に遭うだろうと予想してたので、淡路SAで給油ついでにカッパを着込む(本日、二度目の給油)。
風の強さは相変わらず。 橋上ではレーン変更する気が無くとも、風に押されてスーッと車体がスライドしていく。ハンドルにしがみつくように前傾姿勢を取りながら本州へ(あんな強風の中走るのは二度とゴメンです><
意外と雨には遭わず、舞鶴若狭自動車道に入ったあたりから降雨。
実は、雨天時の高速道路は初めての経験。 微かな恐怖こそ生まれたけど、これから味わえるであろう北海道ツーリングのワクワク感の方が上回ってる。
舞鶴東ICで下りて、フェリーターミナルに着いたけども、まだ17時前。 6時間以上も空き時間が出来てしまった(ノ∀`) まあ、橋が通行止めになってしまうよりかはマシなんだけど。
右下の赤いのが自分のバイク
小雨と寒風吹きすさぶ中、土地勘も無いこの辺りをグルグルと走って、ラーメン屋さんで晩ご飯食べて、給油して、暗くなったのでフェリーターミナルへ(雨は明るいうちに止んだ)。
クルマは結構来てるけど、バイクは自分含めて5台も来てない。
待合所でウトウトしながらも眠りには落ちず、予定時刻より少々遅れてフェリー到着。 もうちょっと(気温と風速的に)余裕があれば写真を撮っておきたかったな。
乗船、バイク固定。 シートバッグを担いで船内で受け付け、あてがわれた部屋へ。
↑を書いて就寝。
有給をねじ込んで得た、ゴールデンウィークを使った北海道ツーリング。
そもそもこのバイクを買った頃は、まさか四国の外にバイクで出る日が来るなんて考えてなかったな。
ではでは。