思いつきで行ってきました(その4
翌日の天気は「夕方頃から雨になるかも?」的な予報。 出来ることなら雨の中走るのは勘弁願いたいので、早めに宿に入るようにしようか。
本日最初の目的地はぁ……
ここまで来たからには、一度は行っておかないと! 宗谷岬に到着であります。
車載動画でよく見たあの光景はこの道を通ってたんだな、ウチの父もこの道を通ったのかな、またこの道を通る日は来るのかな、などと思いながら走ってました。 てか、ホントに交通量少ないな(0730時頃だから仕方ないか)!
あ、ウチの父も10代後半の頃に宗谷岬に行ってました。 バイクで。 血は争えないというか、何というか(苦笑)。
↑ ちなみに走行距離は、出発してから800kmちょっと。
宗谷岬公園にも登ってみる。 海の向こう、水平線に被るように陸らしき物が、うっすらと見えますがあれは外国なんだよなぁ。
この後は来た道を少し戻って、「白い道」へ。 国道からの入り口は分かりにくい、と聞いていたんですが、確かに分かりにくかった。
あいにくの天気だけど、あれって……利尻山? まっさかー。
しばらく宗谷丘陵を行ったり来たり、もう一回宗谷岬に寄って、すぐ近くのスタンドで給油(最北端給油証明書はもちろん頂けました)。
この後は国道238号線をひたすら南下するのみ。
お次の行き先は、昨日行ったオトンルイと同じぐらいに行きたかった、
エサヌカ線!
2日連続で、こんな真っ直ぐな道を走れるなんて!
しかし、昨日以上に風が強くて、ちょっと考えてバイクを止めないとバイクごと倒されかねない(゚Д゚;) ホントは三脚を使って何枚か撮りたかったけど、三脚なんか展開したらすぐに倒されてしまう。
それにしても。
予想以上にライダーとすれ違いませんね。 宗谷岬で数台見かけたぐらい。
やっぱり北海道を走る時期と言えば、8月ぐらいが多いのかな? 今の時期(5月上旬)だと、場所によったら積雪してるもんね。
エサヌカ線を南に抜けきる寸前、視界の右の方から数頭の鹿が飛び出してきたのには肝が冷えました。 エンジン音が聞こえてないわけも無いだろうに、まったく躊躇無く飛び出してくるとは……
そのあと、エサヌカ線に入ってくるジムニーとすれ違った瞬間、運転手と、助手席にいた人が満面の笑みで手を振ってくれました。 こちらも素早く手を振り返――そうとしたら風に煽られて危ないので頷くだけで済ませました。
あぁっ、ここもまた来たい! 晴れてるときに来たい! また来るぞ!
さーっ、まだまだ南下していきます。 今、走ってる国道238号線(オホーツクライン)、良くも悪くも単調で時間帯によっては眠気に襲われるかも知れない(寒さと強風でそんな事は無かったけど)。
宗谷岬で給油してるので、興部町までは問題なく走れそう(昨日の一件でかなり警戒してます)。 興部で給油、道の駅で休憩。
本日の宿は下川町なので、オホーツクラインとはここでお別れ。
国道239号線に入ってしばらく走ると、吹いてる風に変化が。 風の勢いも弱まり、なんだか、その、暖かい?
調べてみると、下川町の気温が18℃ほど……じゅうはちィ!? さっきまで5℃ぐらいしか無い地方を走ってたのに!? なにこの温度差!?
とはいえ、この温度は正直有り難い。 空も雨雲っぽいのが広がってきてるし、予定より早いけど、宿に向かおうか。
後で調べると、もう少し南に行った所、紋別市には「地面から生えてる(?)蟹の爪」があったのに、完全に失念していました。 見たかったのに!
下川町に入って、それでも宿に入るにはちょっと早いと思って、下川町内の北側にあったダムの展望所に行ってみたり。
適当に時間を消費して宿にチェックイン。
まだ明るいし、知らない町に来たら歩いてみたいし。 と言うわけで散歩へゴー。
↑ 宿の近くの広場にありました。 下川駅「跡」なんですね、この広場は。
↑ 何となくマンホールを撮ってしまうのは、今は無い「はてなハイク」に投稿していたときの癖です(´ω`)
↑ スキーのジャンプ台!?
と、歩いてたんですがポツポツと雨が降ってきたので急いで戻りました。 で、宿に戻ると雨、上がるし。
そういや、窓の向こうの広場に何か白い物が山のように積んであって「なんなんだろ?」と気になって近づいてみたら――あれ、数日前に積もった雪を集めた物でした。 ナニあの量!? そりゃ確かに数日前の天気は雪マークだったけどさ!
そんなこんなでこの日は終了。
ではでは。